抗骨粗鬆剤(ビス剤とSERM)の話^2...^^

SERM(selective estrogen receptor modulator)は、骨細胞のアポトーシスの抑制効果があり、VitEと同程度らしい...抗酸化作用のメルクマールになると考えられている血中ホモシステイン濃度の低下を示す...

骨粗しょう症は骨密度が低くなると起こる病気ですが、骨密度が正常であるにも関わらずなってしまう骨粗しょう症もあります。
それが「骨質劣化型」と呼ばれるタイプの骨粗しょう症です。骨を構成するカルシウムが原因ではなく、骨の約半分を構成するコラーゲンに異常が起こると、この「骨質劣化型」の骨粗しょう症が発症します。コラーゲン線維を攻撃する物質として「ホモシステイン」や「ペントシジン」があります。「ホモシステイン」は、動脈硬化を引き起こす物質としても知られています。・・・」

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「AGEs架橋形成を促進させ生理的架橋を抑制する因子として,血中ホモシステイン値の上昇,酸化ストレスの増加,ビタミンB群の不足などがあげられる.メチオニンは,代謝過程でホモシステインに変換される.血中のホモシステイン値は,老化に伴い増加し,動脈硬化や心筋梗塞の独立した危険因子となることが指摘されている.通常ホモシステインは,シスタチオニンβシンターゼによってシステインに代謝され尿中に排泄される.それ以外に,メチオニンシンターゼによりメチオニンに再度代謝される.これらの酵素反応に,ビタミンB6,ビタミンB12および葉酸が必要である.そのため,これらのビタミンB群の不足は,血中ホモシステイン値を上昇させる.ホモシステインはLOXを阻害し生理的架橋を抑制するとともに,酸化ストレスを増大させAGEs架橋を増やす.また,ビタミンB6LOXに必須の補酵素であるため,その不足は血中のホモシステイン値の増加のみならず生理的架橋の減少を直接誘導する.」
 
骨折後10週後でも、ビス剤では骨折線が認められるが、SERMでは認められない...SERMは、骨折後にはビス剤よりも使用しやすいのではないか...また、テリパラチドを使用する前においても、ビス剤よりもその効果が大きい...
心血管系疾患の方への使用で、その死亡率に変化はなかった...
but...高齢者においては、脳梗塞など凝固リスクが懸念されるので控えるべきかも知れない...ってな話と理解したけど...^^
高代謝回転=高リモデリング状況である、更年期後の骨粗鬆症でも,リスクが高いケースにはビス剤が(5年くらいを目安に)、そうでないケースにはSERMの方がチョイスされ、高齢者にはビス剤を控えめに使用、or バイアスピリンなどとの併用でのSERMの使用がいいのかも知れないかいなぁ...?

ステロイド誘発性骨粗鬆症に対する予防薬としてはいまはビス剤がファーストの選択だけど...また、ビス剤による骨壊死の頻度が増えたとかいう話はいまだ知らないんだけど...BRONJのように頻度は低くても、骨壊死の生じやすい状況は懸念されると推測しちゃうから...骨細胞のアポトーシス予防効果のあると言われるSERMでも/の方がベターじゃないのかなぁ?...血栓症のリスクを念頭に置いて!!...また、テリパラチドが推奨されてきている上でも、その効果が抑制されやすいビス剤よりも優先されてもいいように想ったけど...?

*ペントシジンとかホモシステインとか...知らなかったので...勉強になりましたぁ~m(_ _)m~
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