現代のレジェンド☆

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南部陽一郎氏

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科学者としていちばん大事なこと 
『素粒子の宴』より)

12月10日(*2008年)にノーベル賞授賞式を控え、各受賞者の記念講演が話題となっている。授賞式を欠席される南部陽一郎博士の言葉が聞けないのは残念。しかし、対談およびインタビューで構成された『素粒子の宴』は、「対称性の自発的破れ」発見の過程、物理学のおもしろさ、科学者としての姿勢などが語られる。また、対談の気楽さゆえに、アインシュタインやハイゼンベルクを筆頭とする科学者へのコメントも興味深く、博士の人となりがうかがえる貴重な書。本書からの一節を紹介したい。
科学者としていちばん大事なことは、どの実験、どのデータを信じるか、その判断力をもつことだと思います。つまり、何ものも金科玉条としないこと。ある実験が行われて、みんなはそれを信用する。しばらくするとあの実験は間違っていたとわかって、やっぱり初めの単純な理論のほうがよかったということになる。こういう事情を私はなどはそれこそいやというほど体験しているわけです。( 「素粒子物理学者の飛跡:南部陽一郎インタビュー」より)
・・・30年間埋もれていた名作だけに、多くの読者に出合ってほしい。」

佐藤克彦氏の「相対性理論から100年でわかったこと」(PHPサイエンスワールド新書)読んでて遭遇した逸話 ^^

p166 より引用...Orz~
「M理論を唱えたウィッテンは南部先生のことを「彼は先見の明がありすぎるので、ほかの人には彼の考えを理解できない」と語っています。別の物理学者はこうも言っているそうです。
「私はあるとき、ナンブがいま何を考えているのかがわかれば、ほかの人より十年先んずることができると思いついた。そこで、彼と長い時間話し合ったが、彼が何を言わんとしているのかを理解するのに十年かかった」と。・・・
南部先生の偉大さは現代の伝説です。」


*面白いぃ~♪
「この宇宙が生まれたのはなぜ137億年前なのか?」...ってなクェスチョンに対するアンサーにも似てる...
つまり...「それを理解できる知的生命体が生まれるまでに137億年かかったってこと...」...^^;
これは人間原理と呼ばれてる代物だけど...まさにそういう答えになりますよね ^^

「人間原理(Anthropic principle)とは、物理学、特に宇宙論において、宇宙の構造の理由を人間の存在に求める考え方。「宇宙が人間に適しているのは、そうでなければ人間は宇宙を観測し得ないから」という論理を用いる。これをどの範囲まで適用するかによって、幾つかの種類がある。・・・
大数仮説が成立する時に人間が存在している不思議さを、人間の存在による必然と考えたのがロバート・H・ディッケである。ディッケは宇宙の年齢が偶然ではなく、人間の存在によって縛られていることを示した。それによれば、宇宙の年齢は現在のようなある範囲になければならないという。なぜなら、宇宙が若すぎれば、恒星内での核融合によって生成される炭素などの重元素は星間に十分な量存在することができないし、逆に年をとりすぎていれば、主系列星による安定した惑星系はなくなってしまっているからである。このように宇宙の構造を考える時、人間の存在という偏った条件を考慮しなければならないという考え方を弱い人間原理と呼ぶ。・・・」
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