鼻出血

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http://www.mnet.ne.jp/~hospital/Protocol/Minor.html#5 より Orz~

「鼻出血
特発性鼻出血・外傷性鼻出血のいずれであっても、まずはボスミンガーゼによる前方パッキングを行う.綿球では奥まで入らないため駄目である.鼻出血用に幅の狭い長いガーゼを作り(もし作り置きがなかったら,普通の平織のガーゼを2~3cm幅に切り,結びあわせて1.5~2mのガーゼを作るとよい),それをシャーレにてボスミンに浸し、前鼻孔より詰める。まず奥の方より詰め,次いで上方のKiesselbach部位に詰める.前方からの圧迫やボスミンガーゼタンポンにても止らないような症例では後方パッキングを行う。まず14Frのバルーンカテーテルを後鼻孔まで通し、空気10cc(水ではだめ)にてバルーンを膨らませ、カテーテルを引っ張り上げて、後鼻孔を後方より閉鎖する。更にカテーテルを引っ張りながら前方より、ボスミンに浸した細長いガーゼを鼻腔いっぱいになるまで詰める。カテーテルは少し緊張をかけて引っ張りながら前鼻孔で固定する。アドナ・トランサミン等の止血剤投与と副鼻腔炎等の感染予防のための抗生剤投与を行う。翌日にカテーテルの牽引を中止し、再出血しなければカテーテルを抜去し、その後ボスミンガーゼを徐々に抜いていく。

鼻出血に対する石津先生の御意見
鼻出血については、まず、ボスミンガーゼを挿入して、外鼻孔を両側つまむように数分待って貰い、ボスミンガーゼで止血しない場合、30cmくらいの長さのタンポンガーゼにゲンタシン軟膏等を塗布して(何日も入っていると感染を起こすし、これだと摘出までの間に粘膜を傷つけることが少ないと考えます)挿入することをお勧めします。中にはベロック・タンポンさえ入れとけば止まると誤解されているドクターも多いようでその後の処置に困ることがあります。

ゲンタシン軟膏等をボスミンガーゼに塗布することは良い方法だと思われます.沖縄県立中部病院ではエコリシン眼軟膏をボスミンに混ぜていました.しかし,ボスミンガーゼを入れておく期間はせいぜい半日程度にすべきであると思います.ボスミンガーゼをゆっくり除去しても再出血するような場合には,耳鼻科専門医による止血等を考えるべきだと思います.日本の本では,救急の鼻出血の項目は耳鼻科の先生が書かれているため,必ずベロック・タンポンが記載されていますが,一般の救急病院ではベロック・タンポンは常備していないことも多く,やはり後方パッキングとしてどこにでもあるバルーンを使用するやり方を憶えておくと役に立つと思われます.」

画像:http://www.yabejibika.com/teacol/t0805.html より Orz~
「鼻出血はほとんどの場合(8割)、特発性鼻出血といわれており、まずこちらを疑います。深刻な病気はごく少数です。出血部位はキーゼルバッハ部位(Kiesselbach部位)の損傷が最も多いのです。キーゼルバッハ部位というのは鼻中隔(右と左の鼻の穴の間の壁)の前下部です。ここは血管が豊富で、かつ浅い部位にあるため鼻出血の好発部位となっています。(* 特発性とは、原因不明という意味)
鼻出血に遭遇した場合、まずためしてみていただきたいことは、鼻を親指と人差し指でつまむことです。数分間つまんでいれば、キーゼルバッハ部位からの出血であれば止まります。指で鼻をつまむと、キーゼルバッハ部位の圧迫止血になるのです。すぐに簡単にできるので、まずやってみて下さい。それでも止まらない場合は、キーゼルバッハ部位以外からの出血の可能性もあるため、耳鼻咽喉科専門医を受診して下さい。また、いったん止血しても、たびたび再出血する場合は症候性の鼻出血の可能性があるため、やはり耳鼻咽喉科専門医の受診をお勧めします。

鼻出血の予防というのは、まず、鼻の中をいじらないことです。鼻の中は入口から1cmほどで皮膚から粘膜にかわります。粘膜は皮膚よりもずっとデリケートで傷つきやすいので、日に何度もいじっていると、だんだんただれてきます。小さい傷がついてただれると痂皮(ハナクソのようなものですが、皮膚のかさぶたに相当します)がつきますが、これをとってしまうと傷がなかなか治りません。傷がだんだん大きく深くなると、ついには出血してきてしまいます。痛くなることもあります。特に小さい子どもさんで、ハナクソほじりが大好きな場合要注意です。手の指(特に人差し指)の爪は短く切っておいて下さい。
アレルギー性鼻炎のために、鼻がムズムズし、つい鼻をゴシゴシいじってしまう場合も鼻出血をおこしやすくなります。いずれにしろ、鼻出血がなかなか止まらない場合、たびたび鼻出血がみられる場合は一度、耳鼻咽喉科医を受診して下さい。」

http://questionbox.jp.msn.com/qa153890.html より Orz~
「一般に若年者の反復性自発性鼻出血はKiesselbach部位という鼻中隔前下部の好発部位からのものがほとんどですが(件の綿栓やティッシュでとめられる部位です)これらは特定の基礎疾患もなく比較的止血が容易であるのと多くは成長とともに出血しなくなってしまうもので心配がありません。大人でも鼻をかみすぎたり機械的に傷つけてしまったりで出血することもあります。
大人になってからの鼻出血の場合、基礎疾患がある場合が想定され…それが高血圧(多くは40歳以上)や動脈硬化(さらに上)というのが一般的です。これらによる出血の好発部位は鼻腔側壁や鼻腔後鼻からの事が多く一般的な止血では間に合わず専門(耳鼻科医)の処置を要することもあります。頻度的には下がりますが、いわゆる血液疾患や悪性疾患でもこういった出血が見られる事があって、若年成人で特にアレルギー性鼻炎などの既往のない成人の場合は臨床上注意すべき症状ともなるのです。」

わたしも子供のころはよく鼻血出てました・・・学校へ行く時に・・・ティッシュもない頃で、、、チリシって呼んでたのを丸めて鼻栓をして、、、両方から出ることもあったっけ...^^;

http://www.geocities.jp/study_nasubi/p/p1.html より Orz~
「☆ 鼻出血 ☆ nose bleed

画像:解剖
?鼻腔粘膜は,内頸動脈系と外頸動脈系の分枝で支配されている。両動脈系の分枝は鼻腔内で吻合している。外頚動脈由来が90%
?鼻出血の好発部位としてKiesselbach(キーゼルバッハ)部位が多い。Kiesselbach部位は鼻中隔前下部に位置し、毛細血管網を形成している。鼻出血の80%はこの部位で起こる。

病態
一過性の刺激(鼻をかむ・ほじるなど)によるのが約80%
鼻出血は原因疾患の有無により症候性と特発性に分類できる。
?症候性はさらに全身性(高血圧症・動脈硬化症・肝障害・白血病・血小板減少性紫斑病・代償性月経など)と局所性(鼻中隔彎曲症・外傷・炎症・腫瘍など)に分類できる。
*止血機構に異常のある患者の止血処置は困難。
?特発性は原因不明の鼻出血で多い。

治療方針
出血部位を確認し,その後止血処置を行う。通常、止血はタンポンガーゼで圧迫止血する。
?止血はボスミン液に浸し、強く絞ったタンポンガーゼを鼻腔前部から鼻前庭に挿入し、鼻翼を外方から鼻中隔に向けて圧迫する。
?前鼻孔からの止血処置で止血できない場合、Bellocqタンポンを行う。
⇒後鼻孔のパッキングとこれを核種としての凝固機能の促進が目的。通常ガーゼタンポンを使用。
?それでも止血できない動脈性の鼻出血は出血根幹動脈を結紮
?原則として上を向かせない。(誤嚥の危険あり!)
・・・
*Bellocqタンポンは長時間使用すると経耳管的に中耳炎を起こすことがあるので注意!」

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