将棋は、先手必勝ってな手順を見つけてるんじゃないかいなぁ???

画像:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01129/120400001/ より 引用 Orz〜

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グーグルが挑む最先端AI、ゲーム・創薬・医療で始まった「人間超え」とは

中田 敦
 
日経 xTECH/日経コンピュータ 2019.12.11
2019年10月、囲碁より難しいとされる戦略ゲームでAIが人間に勝った。「たかがゲーム」と侮っては本質を見誤る。がん診断などでも専門医を超え始めた。先頭を走るのは米グーグル(Google)だ。

囲碁の世界トッププロに勝利したAI「AlphaGo」の開発実績で知られる、グーグル系AI開発会社の英ディープマインド(DeepMind)が2019年10月、再び世界を驚かせた。同社が開発したAI「AlphaStar」がリアルタイム戦略ゲーム「StarCraft II」のオンライン対戦で「世界の上位0.2%入り(グランドマスターレベル)を達成した」と発表したのだ。StarCraft IIは米ブリザードエンターテインメント(Blizzard Entertainment)が開発しオンラインで提供する戦略ゲームである。 StarCraft IIは日本語版がなく日本での知名度は高くない。しかし世界的には人気の高いゲームで、多数の「プロゲーマー」も存在する。StarCraft IIでAIが人間に勝つのは囲碁や将棋で勝つよりも難しいと考えられてきた。そのためAlphaStarの「偉業」は米CNNなどの一般メディアも取り上げるなど欧米で関心を集めている。

*わたしゃ、オンラインゲーム知らないというかしないのでよくわからないけど、複雑性のより高いゲームなんでしょね...AIは試行錯誤で学習を積み重ねていくわけだから、どんどこ強くなるに決まってる...政治や株も擬似参加してどういう結果を示してくれるのか...きっとすでに行われているに違いないはず...中国もアメリカも人間が考えるだけじゃなくって、AIを指南役としてサジェスチョンを生かしてるんだと思うけど??? AIは破滅の道を示すことはないと信じたいけどね...^^;;;

画像:https://shogikisho.blog.fc2.com/blog-entry-6506.html より 引用 Orz〜

8月19日・20日に福岡県福岡市で行われた第61期王位戦七番勝負第4局(木村一基王位vs藤井聡太棋聖)は、80手で藤井棋聖が勝ちました。その結果、七番勝負は藤井棋聖の4勝0敗となり、藤井棋聖は王位を獲得し、史上最年少で二冠達成となりました。また、藤井棋聖は、規定により史上最年少で八段に昇段。

AIの形勢判断

第61期王位戦第4局
※青色はGPSfish、赤色は水匠2
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。」

*42手目が藤井棋聖の封じ手だったんですが...その後にグラフのごとく形成が大きく動いてる...
もし、飛車を切る△87同飛成とされた時、木村元王位の最善手はなんだったのか知りたいわ ^^


AIが120億手も読んだ最善手と同じ封じ手を打った藤井新王位が誕生したんだけど...
そりゃ、そこまでの手を泉のごとく湧き上がってきちゃう相手にゃ、誰も歯が立たないような気がしてきますが...^^;
AI同士で、将棋を打たせたら、その試合を繰り返させれば、先手必勝っていう、定石とも呼んでいい手順が発見されるのではないかいなぁ???
だって、その状況状況において最善手が検索されるわけでっしょ?
相手もAIで、矛と盾みたいな最善手の応酬になるにしても、最終的には、千日手か持将棋かでなければ勝敗は着くはずよね?それとも、最善の定石は千日手となって、勝負つかないってなゲームとわかったりして?
同じ、スペックのAI同士でやっちゃえばきっとそういう形に収斂するはず...?
それが必然の手順となれば、9x9盤上のゲームは、AIがいかに進化しようと、それ以上の進化した手順はもう見つからない...ルービックキューブの回復手順が見つけられたような宴のあとの哀愁漂うことになっちゃうかもなのですよ...
碁だって、スペックの同じAI同士での戦いは半目勝負になっちゃうようですが...碁は王様が取られたら負けというゲームじゃなく、ハンディを6目半とつけてるので、3劫無勝負とかない限り、勝敗は決まるのよ...AIによって、先手と後手とのハンディが今のように6目半で合理的なものなのか(勝敗が半々くらいになるか?)どうかってのも判定できますかね? ^^
AIが喜ぶことがない限り、AI用のゲームをAIが考える・作り出すことはないと思うけど、もし、感情が生まれたなら、AIが遊ぶ新たなゲームってのができちゃうかもしれないけど、人間様にゃおそらく、きっと、なんのことやら理解不能で、なんの面白みも感じないという代物でつまらないんだろうなぁ...^^;;

同じようなことはすでに考えられてるわね...^^v

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=55940?site=nli より 引用 Orz〜
2017年06月12日

AIは囲碁や将棋の必勝法等にどのような影響を与えていくのか

保険研究部 常務取締役 研究理事 兼 ヘルスケアリサーチセンター長   中村 亮一

先手・後手有利の状況
各種のボードゲームについて、先手や後手の有利性を巡る現在の状況は、以下のようになっている。
「囲碁」については、陣地取りのゲームで、明確に先手が有利と考えられており、先手の有利性を「コミ」という仕組みで調整している。コミは時代によって経験等に基づいた改正が行われてきており、以前は4目半であったものが、1974年に5目半に、さらに2002年に6目半に改正されている。
「将棋」についても、一般的に先手が有利と考えられているが、その理由については、碁ほどに万人が納得するような説明はなされていないように思われる。ただし、日本将棋連盟が公表していたプロ棋士の対局データに基づけば、先手の勝率が52%~54%程度となっていた。なお、将棋の場合には、囲碁のような調整の仕組みはない。
「チェス」については、先手がかなり有利とされており、過去の人間やコンピューター同士の対戦データに基づくと、先手の勝率が55%程度になっているようである。ただし、この勝率は引き分けを0.5勝とした場合の数値であり、引き分けが3割~4割程度を占めていることから、勝敗が付く場合の先手の勝率はさらに高くなっている。従って、実力者同士の対局では、後手はまずは引き分けを狙うとも言われている。
なお、これらのゲームにおいては、先手と後手をランダムに決定するために、囲碁ではニギリ、将棋では振り駒等の方式が採用されている。

二人零和有限確定完全情報ゲーム

実は、このようなゲームは、ゲーム理論において「二人零和有限確定完全情報ゲーム」として分類されている。偶然(運)に左右されないゲームがこれに相当している。その具体的な定義については、その漢字表現から感覚的に理解してもらうことにして、ここでは詳しくは説明しない。
これらのゲームは、理論上は完全な先読みが可能で、双方のプレーヤーが最善の手を打てば、必ず、(1)先手必勝、(2)後手必勝、(3)引き分け、のいずれかになることが知られている。
ただし、選択肢が多くなると完全な先読みを行うことは困難になるので、人間の行うゲームとして成立する形になっている。コンピューターの場合、人間と比べれば、より多くのパターンの解析を行うことができるため、一定のゲームにおいては、完全な解析を通じて、ゲームの結果の解明が行われている。
例えば、「オセロ」については、6×6の盤のケースでは、双方が最善の手を打った場合、「16対20で後手が必勝」となることが1993年に証明されている。
さらに、小さい頃に、誰しもが遊んだ経験があると思われる「五目並べ」については、「先手必勝」であることが、既に100年以上も前に証明されている。
また、将棋の簡略版として2008年に考案された「どうぶつ将棋」については、2009年に「78手で後手必勝」となることが確認されている。
「チェッカー」については、2007年にアルバータ大学の研究グループによって、双方が最善の手を打った場合、必ず引き分けになることが証明されている。
このように、一部のゲームは解析が完了しているが、囲碁や将棋やチェスについては、いまだいかなる結論になるのかはわかっていない。即ち、仮にこれらのゲームが(何の調整の仕組みもない状態で)先手必勝だとしても、どの程度先手が有利なのか等は解明されていない。

・・・but...時間の問題で明らかになるはずですね? ^^

コンピューターによる囲碁・将棋等の必勝法の完全解明の可能性

その意味で、コンピューター・プログラム等の進展によって、これらのゲームの必勝法の完全解明がなされることがあるのだとすれば、大変興味深いことである。
ただし、これだけコンピューターの性能が向上している現在においても、囲碁や将棋について、その全てのパターンを解析して、結論を導き出すことについては相当な負荷がかかり、新たなIT技術の適用等が可能になってくれば、実現してくる可能性もあるのかもしれないが、現段階での実現はかなり困難なことと考えられている。
実際に、計算機科学者の松原仁公立はこだて未来大学教授によれば、勝負が付くパターンの数について、結論が出ている「チェッカー」や「6×6のオセロ」の場合には、10の30乗のレベルであるのに対して、(8×8の)オセロは10の60乗、チェスは10の120乗、将棋は10の220乗、囲碁は10の360乗のレベルになるとのことである。
因みに、太陽の寿命は100億年程度と言われているが、これは約3.2×10の17乗 秒ということになるので、先の数値がいかに大きな数であるかが分かることになる。

こんな記事を見つけた♪

https://media.dglab.com/2020/08/20-aobazero-01/ 

AI同士の対局から新たな将棋戦法は生まれるか〜AobaZeroプロジェクト  


そりゃ、プロ棋士だって発見したいはずだけど...自分で発見したものでない手を覚えて打って勝つことにどれだけの喜びと意味があるのかわたしゃ首をかしげざるを得ないけどね...^^;...Orz〜
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