春はめまいが多い…!!

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耳の中の内耳(ないじ)にはリンパ液が流れていて、このリンパ液が耳の中で増えすぎると水ぶくれ状態となり、「内リンパ水腫(ないりんぱすいしゅ)」が発生します。内耳には、からだのバランスを保つ部位や音を感じとる部位があり、それぞれがリンパ液でつながっています。このため、内リンパ水腫が発生すると各部位の神経が障害されて、さまざまな症状が現れます(耳の異常が原因のめまい)。一般的にメニエール病は、突然グルグル回っているように感じる回転性の激しいめまいに襲われ、吐き気や嘔吐をともないます。とくに初期では、めまい発作と同時に耳がつまったような感じがありますが、めまいがおさまるとともに消えます。これらの症状は繰り返し起こり、その頻度は週1回から年数回とさまざまです。しかし、何度もめまいを繰り返すうちに耳鳴りや難聴をともない、しだいにめまい発作の時以外にも症状が残るようになります。(参考:まんがで読む疾患エピソード(メニエール病))」

初めて、男女比や発症時期のデータを見つけた♪
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*経験上ほとんどの方が女性…^^;…
女性の回転センサーがナイーブ=性能良好なのよ!!
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*脱水やら、ストレスやらが想定されますね ^^

二つ以上の症状を一つで説明しようとする落とし穴...のような方がおみえになった…
顎の痛み(どちらだったか忘れた…^^;)が少し前から続いてて、最近、車に乗るとき分が悪くなって来たので...脳神経外科、耳鼻科と転々とするも原因不明…と言われお越しになる
顎の痛みは顎関節症としか言えないと思う...車に乗るとき分が悪い?
吐き気は?少しあるはは~ん
眼振のチェックすると、案の定(+)
すでに、脳外科的な気質的検査は異常ないことはわかってる=後医は名医 !! ^^
点滴とメイロンの静中とトラベルミンを処方して軽快♪
いわゆる、眩暈症=広義のメニエルね ^^
春は多いのよ ^^

耳鼻科で診断できなかったのは...患者さんの訴えが重複してたから
思考にバイアスがかかってたに違いないのよね?
眩暈症ってのはcommon disease!!

それはともかく...わたしが疑問に思ってるのは
メイロン=重炭酸ソーダという注射が劇的に効くんだけど
誰がいつなぜそれを使おうとしたのか?
誰が発見したのか?
ってこと
調べてもわかりましぇん…^^;
耳鼻科の先生でご存知の方いらっしゃいましたら教えて頂ければ嬉しいでっす~m(_ _)m~

以下のサイトにメイロンの作用機序が記載してあるのを見つけました♪

末梢性めまいをきたす疾患 耳鼻咽喉科外来でめまいをみたときに、中枢性めまいを除外する必要があるが、強い頭痛がないこと、しびれ(運動麻痺、知覚麻痺)がないことで、中枢性めまいをほぼ除外できると考えている。1)メニエール病 症状として「めまい発作の持続は数分ないし数時間であり、同時に耳鳴、難聴が起こる。難聴は、その初期には低音部に始まり、めまい発作と一致して悪化し、めまいの寛解とともに正常に復したり軽快するのが特徴である。しかし、メニエール病の進行に伴い、次第に聴力悪化の程度がひどくなり、めまいの間歇期にも聴力の改善があまり大きく起こらず、高度難聴に固定してしまうようになる。」といわれている。・めまいは自発性であり、動作などの誘因なしに静止状態にあっても生じるものである。・回転性めまいの場合が多いが浮動性めまいの場合もある。嘔気、嘔吐を伴うことが多い。・持続は10分程度以上でさまざまである。・発作時には水平回旋混合性眼振が観察される。 いわゆるメニエール病の病態として、内リンパ水腫が認められるとされており、最近の研究で、ストレスによって起こる水代謝の異常が原因で内リンパ水腫が起こるという説が出ている。 有病率は、人口10万人あたり3548人程度で、わが国におけるメニエール病の患者数は、おおむね40,00050,000人程度と推測される。発生率は人口10万人あたり6人と推定され、わが国におけるメニエール病の新規患者数は、年間6,000人程度と推測される。(将積日出夫:メディカル・ビューポイントVol.30No.7)
 

2)前庭神経炎 「めまい発症の前に上気道感染が先行することが多い。めまいは、通常23日激しい回転性のものが持続し、悪心、嘔吐を伴う。その後、少しずつめまいは軽快していくが、発症から1週間程度は歩行が困難なほどである。発症後3週間位でほぼめまいはおさまるが、体動時や歩行時のふらつきは持続することが多い。」といわれる。 検査では、61.2%に注視眼振が認められる。頭位眼振検査では96.8%に眼振が認められ、その大部分が定方向性水平回旋混合性眼振である。眼振の方向は、発症直後から健側向き、すなわち麻痺性眼振である。 温度眼振検査では、患側反応の高度低下を示すが、17例中11例で30日以内に反応の回復がみられたという。 以前感染したがそのまま眠っていた単純ヘルペス型ウイルスが前庭神経節で活動を始めたために起こると考えられるようになった。 発症初期にステロイドを使った積極的治療をしっかり行うと、前庭系機能障害の回復率が高まり、後遺症を残すことが少なくなる。 激しいめまいを起こすことが多く、入院が必要となるので、一般の診療所で対処するのは困難である。私の見解としては、突発性難聴のような循環障害が前庭神経に起こったものではないかと考える。


3)良性発作性頭位めまい(BPPV) 「内耳耳石器または後半規管の障害と考えられている疾患で、一定の頭位で、あるいは頭位の変換で回転性のめまいをきたす。 めまいは常に誘発性で、めまい頭位にすると次第に増強し、次いで減衰し消失する。 めまいは普通数秒から、長くとも数十秒位の持続であるが、めまいの誘発を繰り返すとめまいが軽くなったり誘発されなくなったりする。」 誘因として、長期臥床、頭部外傷、耳科手術などが知られている。右耳が患側である率は左耳より1.4倍高い。後半規管型が最も頻度が高く、次に外側半規管型、まれに前半規管型が存在するといわれている。結石説では、入り込む頻度が最も高いのは起立したとき最も低い位置にある後半規管、続いて外側半規管の順になり、前半規管への入り込みは非常に稀と考えられる。 原因としては、更年期に伴う女性ホルモン異常、カルシウム代謝異常、ストレスによる内耳・平衡器の血流不全、長期臥床、毎晩同じ向きに寝る、等が考えられている。

2つの病態が考えられています。 

半規管結石症説:卵形嚢斑の変性により耳石が脱落遊離し、半規管内に迷入し、半規管内を頭位の変化により移動し内リンパ流動によりめまいを生じるとする説。眼振には潜時があり、次第に増強し数十秒程度で減衰し消失することが多い。 

クプラ結石症説:卵形嚢斑の変性により耳石が脱落して後半規管クプラに付着し、重力方向の変化によりクプラが偏位しめまいが生じるとする説。頭位を維持し続ける限りクプラは偏位しているため、潜時は短く、眼振の持続時間は長い。・発生部位は、後半規管と外側半規管がほとんどで、前半規管には少ない。前半規管型は解剖学的位置関係から自然治癒することが多く、外来で診断されることは非常に稀である、という。

・・・

めまいの薬物療法1.

急性期の薬物療法

メイロン:静注(40100ml)が行われていて有用であるとの報告も多い。効果は250mLの点滴静注で最も効果が大きいという意見もあります。 ただし、濃度が低下すると抗めまい作用は減弱するため、他の基液に混入して投与すると効果は期待できない。 作用としては、血管拡張作用、虚血による局所アシドーシスの是正、高浸透圧による効果、中枢前庭神経核の活動抑制作用などが推定されています。

トラベルミン:急性期のめまいに伴う悪心・嘔吐の抑制に有効。

ピレチアの筋注:急性期のめまいに伴う悪心・嘔吐の抑制に有効。・抗不安剤(セルシン、デパス)と抗ヒスタミン薬(トラベルミン他)との比較試験では、急性期のめまい感の軽減には抗ヒスタミン薬の方が有効であったと報告されている。

メチルプレドニンが急性期の末梢性めまいに有効であったとのevidenceがあり、短期間の投与は有効と思われる。
 イソバイド:メニエール病に有効とされる。1日90ml投与は120ml投与と有効率ではほぼ同等で、60ml投与より優れていた。30ml投与ではほとんど効果がない。

2.慢性期の薬物療法

抗めまい薬(セファドール、メリスロン、イソメニール):椎骨動脈や内耳の血流増加作用をもつ。

脳循環改善薬(セロクラール、ケタス):脳梗塞後遺症としてのめまいに適応がある。

末梢循環改善薬(アデホス、カルナクリン):めまいに対する適応がある。     201075日 改訂

トピックス: 良性発作性頭位めまいの再発は喫煙者のほうが少ない? 当科でBPPVと診断、6ヵ月以上経過を追えた156症例において、喫煙・飲酒習慣とBPPVの再発について検討した156例中、21.8%で喫煙習慣、27.6%で飲酒習慣があり、51(32.7%)で再発を認めた。再発率は喫煙者の17.6%、非喫煙者の58.4%と喫煙者で有意に低く、1日の喫煙本数の増加に伴い、再発率の減少傾向がみられた。また、飲酒習慣のある症例中30.2%、ない症例中30.9%とほぼ同率であった。(291回大阪地方連合会:BPPVの再発に喫煙・飲酒は関与するか?;古下尚美 他(大阪市立)
コメント:BPPVにナイクリンが有効かもしれない。(2005.12.22) 」

*誰がどういう理由で使い始められたのかが知りたいものです ^^ 
最初書いてた文章が切れてしまって今思い出せましぇん…^^;…Orz...
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コメント

No title

スモークマン
>夕顔さんへ ^^
人間は…動物的(活動)するために備わってる神経系の回路を使わずにすませてることによる反動+贅沢病と自然の摂理に反する長命による老化現象を病気と称して悩んでるのよね ^^;
ま、後者は...他の動物でも人間と同じ環境に晒されたら同じように辿る姿かもしれませんけどね…^^…Orz~

so...おそらく立ちくらみは運動を増やしてそれらの神経を賦活してやればルネッサンスできるんじゃないのかなぁ…?…^^

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夕顔
なんだか怖くなってきますね~^^;
糖尿病性の神経障害じゃないことを祈ります・・・。
ぬるめ緑茶に助けてもらいます!
ありがとうございました~^^

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スモークマン
>夕顔さんへ ^^
靴を買うときは...ご存知と思われますが…
夕方買う方がいいと言われてる理由も、夕方には重力で足が腫れてるからですね ^^...その分体に回ってるお金じゃなくって水分が不足してるわけで…^^...静脈の緊張を調節してるのが自律神経…so…
糖尿病性の神経障害になると...立ちくらみしやすくなると言われてます…tea は…食後腸管に血流が増えてる=腸管の静脈にプールされやすい血液を静脈を緊張させることで心臓に戻す働きらしいです…
イギリスの紅茶もそんなところから飲まれ始めてたりして…?...いい加減です…Orz~...熱いお茶は食道や胃によくないらしいですからぬるめで~^^v

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夕顔
なるほど~!足の筋肉ですか~。
運動不足ではあるけれど、結構歩いている気はするんですけど・・・。
デスクワーク中心の仕事だからかなぁ。
食後の緑茶、続けて見ます!
ありがとうございました^^

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スモークマン
>夕顔さんへ ^^
立ちくらみは…dizziness といい、起立生低血圧が多いです…^^
めまいと訴えられるときは…回転性か目の前が真っ暗になるような立ちくらみかお尋ねします…ちなみに、立ちくらみのことを脳貧血とも言いますが…貧血があるわけじゃなくって、脳に十分血液が送られなくなることなんですね...立ちくらみも女性に多いですね...足の筋肉量の問題かもねぇ?...足の筋肉が静脈血を心臓に戻すポンプの働きをしてるから…
運動と、食後の緑茶が予防効果あります ^^…Orz~

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夕顔
ふむ・・・。ちょっと難しいけど、私もよく立ちくらみが・・・。
たちくらみとめまいは違うのかなぁ。
女の人に多いんですね。しょうがなさそうですね・・・。

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スモークマン
>詠子さんへ ^^
神経の興奮を鈍麻させる薬ですから…
(心室性期外収縮の予防薬、糖尿病性神経症の痛みの緩和(これもたしか保険的鴎外))
耳鳴りってのは...音を感知する神経細胞の期外収縮みたいなものなんでしょね ?…^^…Orz~

No title

-
様々な薬がある中で、どの薬を処方すれば効果的かというのは、その医師の経験値によって生み出されるある種の技☆
だからなるべくキャリアの長い先生にかかりたいと…
でもそれだと将来有望な若い医師が育たないと思うから…心境は複雑…

質問に…メキシチールもキシロカインも麻酔系。それが耳鳴りに効くということは、病因のストレス緩和…精神面に作用する成分を含むという点が共通してるんでしょうか?

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スモークマン
>詠子さんへ ^^
インフォグラッチェ☆
今当たり前のように使われてるけどその作用機序なんてよく分からないままのものって意外にあったりする(これを書いてるとき思いついてたんですが今忘れた…^^;)...医学は経験の学問なのよねぇ...漢方の組み合わせなんて気が遠くなるような営々とした経験知の結晶なんだと思える…☆...耳鳴りに局所麻酔剤のキシロカインの静注をされてる耳鼻科の先生が結構ありますが…即効性はあるみたい…but…持続性がないよう…で…わたしゃ...メキシチールを試すことがあるんだけどこれが意外に有効なのよ♪(保険適応外経験知…^^;)…Orz~

No title

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…私は年柄年中ふらふらしてますね…たぶん睡眠不足…

About メイロン

「・メイロンのめまいに対する治療効果の根拠となる文献はほとんどない。
・メイロンの抗めまい作用に関する比較試験は全く行われていない。また、外国では全く用いられておらず、日本独自の治療法である。しかし、メイロン以外の抗めまい薬についても、質の高いevidenceがないのが現状である。」


こちらはpdfとしてネットからダウンロードしたもの。現在この文書が記載されてるサイトはありません。なので信頼度は不明…

http://frontierrik.blog.fc2.com/blog-entry-241.html

次にこちらで。
メリスロンとメイロンについて書かれてあり…まさかの名前が似てることからの勘違いでメイロン使用が一般普及…?となったのですが…

まさかそんなことは…
耳鼻科に今度行った時に聞いてみます…☆
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